野球の歴史に残る、すごい選手
3月に行われたワールドベースボールクラシック、世界中で盛り上がりました。この本は、150年前に活躍したメジャーリーガーのお話です。
ウィリアム・ホイ選手は、耳が聞こえませんでした。小さいころから野球が好きで努力をしてきましたが、試合で審判の声が聞こえず、そのたびに残念な思いをしたのです。
そこで、審判に、ストライクなら右手、ボールなら左手をあげること、アウトやセーフの判定をジェスチャーで示すことを提案しました。ウィリアム選手は合図がわかるようになり、得点を上げて数々の記録を作ったのです。
今の審判のジェスチャーや、作戦を伝えるサインプレーは、彼の存在があってこそ取り入れられました。ハンディキャップ(身体の障害)があってもユーモアを忘れず、好きなことを貫いたウィリアム選手。夢の実現に向けてあきらめない気持ちを教えてくれます。
2026年4月10日(清水果子)

