図書だよりカテゴリー 3・4年生から

さよならジャンボ

本の表紙:ぞうがボールを鼻の上にのせています。ターバンを巻いた男の子がその横にいます。

またあしたいっしょにぼくとあそぼうね

小さな国にやってきた象ぞうのジャンボと象ぞうつかいのバルー。ジャンボの芸げいは見事で、王様もみんなも二人のことが大好だいすきです。ところがとなりの国で戦争せんそうが始まり、小さな国は食べるものがなくなってしまいました。ジャンボもやせて、さかだちをしてもごほうびのバナナはもうもらえません。ついに王様はみんなのためにジャンボに犠牲ぎせいになってほしいと言います。


実は日本でも約やく80年前の戦争せんそう中、動物園の象ぞう、トラ、ライオンなど猛獣もうじゅうに殺処分命令さっしょぶんめいれいが出され、多くの動物が犠牲ぎせいになったことがありました。


小さな国のジャンボはどうなるのでしょうか…。大丈夫だいじょうぶです! 助かりました! それどころかみんなの命を救すくったのです。

さすがやなせ先生、と嬉うれしくなりました。94歳さいで亡なくなった先生の最後さいごの本は『ぼくは戦争せんそうは大嫌だいきらい』でした。

2024年5月3日(松川智子まつかわともこ)

著者: やなせたかし 作・絵

出版社: フレーベル館

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